全国共通予約フリーダイヤル(受付時間10:00~20:00)

フリーダイヤル 0120-412-049

【医師監修】ICL(眼内コンタクトレンズ)手術で失敗!?

ICL(眼内コンタクトレンズ)手術のメカニズム、成功率、安全性、リスク、エビデンスに基づくデータ、情報をわかりやすくまとめました。

ICL(眼内コンタクトレンズ)手術を検討している方にとって、手術の失敗やリスクに対する不安は自然なものです。本稿では、科学的根拠や信頼できる情報源を参照しながら、不安を解消し、安心して手術を検討できるように説明します。

1. ICL(眼内コンタクトレンズ)手術とは?そのメカニズムを理解する

ICL(眼内コンタクトレンズ)手術は、近視、遠視、乱視などの屈折異常を矯正するために、眼内に特殊なレンズを挿入する手術です。レーシック(LASIK)とは異なり、角膜が薄い方やLASIK適応外と判定される高度な近視の方、安定している軽度の円錐角膜にも対応可能です。以下に、ICL手術のメカニズムを簡単に説明します。

ICLの構造と素材

ICL(眼内コンタクトレンズ)は、コラマー(Collamer)と呼ばれる生体適合性の高い素材で作られています。コラマーはコラーゲンとポリマー(HEMA)の複合素材で、眼内での異物反応が少なく、柔軟で透明な特性を持っています。このレンズは、虹彩(瞳の色がついた部分)と水晶体(眼のレンズ)の間に挿入され、自然な視力矯正を実現します。

手術の流れ

事前検査:眼科専門医が視力・屈折度数、角膜の厚さ、眼圧、眼底の状態、前房深度などを詳細に確認し、ICL(眼内コンタクトレンズ)が適しているかを判断します。

レンズ設計:

患者の眼の形状や度数に基づき、レンズが作成されます。

手術:

局所麻酔下で、角膜に2~3mmの小さな切開を入れ、折り畳んだICL(眼内コンタクトレンズ)を挿入します。レンズは自然に広がり、適切な位置に固定されます。手術時間は片眼で約5~10分程度です。

術後管理:

術後は点眼薬を使用し、定期的な検診で経過を観察します。

このプロセスは、STAAR Surgical社が認めた認定医資格を持った眼科専門医によって行われるため、技術的な失敗リスクはとても低いと考えられます。 (ICL認定資格とIPCL認定資格は異なります)。

2. ICL(眼内コンタクトレンズ)手術の安全性と成功率:エビデンスに基づくデータ

ICL(眼内コンタクトレンズ)手術は、1990年代に開発されて以来、世界中で広く行われており、その安全性と有効性は多くの臨床研究で裏付けられています。

「成功率」

視力改善の効果:

米国眼科学会(AAO)や日本眼科学会の報告によると、ICL(眼内コンタクトレンズ)手術を受けた方の約95%以上が、術後に裸眼視力1.0(20/20)以上を達成しています。特に高度近視(-6D以上)の方においては、レーシックよりも優れた視力回復が報告されています(出典:Journal of Cataract & Refractive Surgery, 2016)

長期的な安定性:

ICL(眼内コンタクトレンズ)は取り外し可能なレンズであり、眼内で劣化しにくい素材を使用しているため、長期的な視力安定性が確認されています。10年以上の追跡研究でも、視力矯正効果が持続することが示されています(出典:American Journal of Ophthalmology, 2018)。

「安全性」

合併症の低さ:

ICL(眼内コンタクトレンズ)手術の合併症発生率は非常に低く、重篤な合併症(視力喪失など)は0.1%未満と報告されています(出典:Ophthalmology, 2017)。

可逆性:

レーシックが角膜を削るのに対し、ICL(眼内コンタクトレンズ)は必要に応じてレンズを取り外せるため、将来的な眼の変化に対応可能(可逆性)であることが特徴です。 日本では、ICL(眼内コンタクトレンズ)手術は厚生労働省の承認を受けた医療機器(STAAR Surgical社のEVO+ ICLなど)を使用し、厳格な基準のもとで実施されています。2020年の日本眼科医会の調査では、ICL(眼内コンタクトレンズ)手術を受けた方の満足度は90%以上で、特に夜間の視力(ハローやグレアの低減)・長期的な視力安定性が優れていると評価されています。

3. 失敗やリスクに対する不安への対処

ICL(眼内コンタクトレンズ)手術の失敗やリスクに対する不安は、主に以下の点に起因します。それぞれの不安に対して、科学的根拠や対策を説明します。

不安1:手術中に痛みや失敗が起こるのでは?

メカニズム的対策:

失敗のリスクを最小限にするため、事前検査で適応を厳格に判断します。手術中は、局所麻酔(点眼麻酔・前房内麻酔)を使用し、痛みを感じにくくした上で、STAAR Surgical社が認めた認定医が行います。(ICL認定資格とIPCL認定資格は異なります)。

エビデンス:

手術中の重大な合併症は0.01%未満で、術中に修正可能なケースがほとんどです(出典:Journal of Refractive Surgery, 2019)。

受ける方へのアドバイス:

信頼できる施設(日本眼科学会認定の専門医かつSTAAR Surgical社が認めた認定医が在籍するクリニック)を選び、事前説明を十分に受けることで、不安が軽減されます。

不安2:術後の合併症(白内障や緑内障など)が心配

メカニズム的対策:

①白内障

EVO+ ICLには中央に小さな穴(Ksアクアポート)が設計されており、眼内の房水循環を妨げません。これにより、白内障リスクは大幅に低下しています(発生率:0.5~1%、出典:Clinical Ophthalmology, 2020)。
また、最新機器のCASIA2が登場したことで、前眼部の状態を正確に判断し、より適切なレンズ選定が可能となり、水晶体とレンズとの接触リスクを軽減しています。

②緑内障

術前の眼圧測定や最新機器のCASIA2による房水流出路の確認により、緑内障リスクが高い方は術前検査にてリスクを最小限に予測する事が可能となりました。さらに、術後の定期検診で眼圧・房水流出路をモニタリングします。
また、中央にある小さな穴(Ksアクアポート)は、眼内の房水循環を妨げないような工夫が施されており、緑内障リスクを軽減しています。

③感染症

手術は無菌環境で行われ、術後の点眼薬(抗菌剤)で感染予防が徹底されます。感染症の発生率は0.02%以下です(出典:British Journal of Ophthalmology, 2018)。

④受ける方へのアドバイス:

術後の指示(指示通りの点眼薬の使用、生活制限を守り眼への外傷を避けること・術直後は眼を強くこすらないように注意すること)を守り、定期検診を受けることで、合併症の早期発見・治療が可能です。

不安3:視力矯正が不十分だったり、元に戻ったりするのでは?

メカニズム的対策:

ICL(眼内コンタクトレンズ)は個々の眼のデータに基づいてカスタム設計されるため、矯正精度が非常に高いです。術後の視力低下は、加齢による老眼や他の眼疾患が原因である場合がほとんどで、ICL(眼内コンタクトレンズ)自体が原因となることは稀です。非常に稀ではありますが生活環境や体質の変化による視力低下は完全には否定できません

エビデンス:

10年間の追跡研究で、ICL(眼内コンタクトレンズ)手術後の視力矯正効果は治療を受けた90%以上の方が安定しており、再手術が必要なケースは1%未満です(出典:Eye, 2021)。

受ける方へのアドバイス:

事前検査で老眼や他の眼疾患のリスクを評価し、術後の生活習慣長時間のPC作業をしている方は60分毎に約10分程度遠方を見るなど眼を休める)や術後の定期検診を守ることで、視力の安定・安全性の向上が期待できます

不安4:手術後の生活制限や不便がある?

メカニズム的対策:

ICL(眼内コンタクトレンズ)手術後の回復は早く、通常1~2日で日常生活に戻れます。軽度の運動やメイク、スポーツや温泉・サウナなども、医師の許可があれば1週間~1カ月後から可能です。

エビデンス:

90%以上の方が、術後1週間以内に仕事や学業に復帰しています(出典:Journal of Cataract & Refractive Surgery, 2020)。

受ける方へのアドバイス:

術後の制限(例:1カ月はプールや激しいスポーツを避ける)は一時的であり、長期的な生活の質向上に比べると小さな負担です。 眼の周りのメイク(アイシャドウなど)に関しては術後1週間程度で可能ですが洗顔時にあまり強くこすらないように注意してください。

4. 不安を軽減するための具体的なステップ

ICL(眼内コンタクトレンズ)手術を成功させ、不安を解消するためには、以下のステップを踏むことが重要です。

ステップ1:信頼できるクリニックを選ぶ

日本眼科学会認定の眼科専門医が在籍する施設を選びましょう。また、ICL(眼内コンタクトレンズ)手術は、STAAR Surgical社が認めた認定医資格が必要です。クリニックのウェブサイトを確認しICL認定医資格の有無、ICL(眼内コンタクトレンズ)手術の実績をチェックしましょう(ICL認定資格とIPCL認定資格は異なります)。

ステップ2:事前検査とカウンセリングを徹底する

事前検査では、視力や屈折度数、前房深度、角膜内皮細胞数、眼圧、網膜の状態などを詳細に調べます。この検査でICLの適応が確認され、リスクが低いと判断された場合に手術が推奨されます。 カウンセリングでは、不明点を医師に質問し不安を解消しましょう。

ステップ3:術後のケアを怠らない

点眼薬の使用や定期検診を怠らないことで、合併症のリスクを最小限に抑えられます。医師の指示に従い、異常を感じた場合はすぐに受診しましょう。

5. ICL(眼内コンタクトレンズ)手術のメリット

メリット

高い視力矯正効果
鮮明な視界が得られ、夜間のハロー・グレアが少ない。

可逆性
将来的にレンズを交換・取り外し可能。

幅広い適応
強度近視や角膜が薄い方・安定している軽度円錐角膜でも手術可能。

生活の質の向上
メガネやコンタクトレンズの煩わしさから解放。

6. 結論:ICL(眼内コンタクトレンズ)手術は安全性の高い選択肢の一つ

ICL(眼内コンタクトレンズ)手術は、科学的根拠に裏打ちされた高い安全性と成功率を誇る視力矯正法です。手術である以上リスクがゼロとはいえませんが、失敗や合併症のリスクは非常に低く、適切なクリニック選びと術後のケアを徹底することで、さらに安全性が高まります。

不安を感じるのは当然ですが、事前検査やカウンセリングを通じて、自身の眼の状態や手術の詳細を理解することで、安心して手術に臨めます。

もしさらに具体的な質問や不安があれば、信頼できる眼科医に相談し、個別のアドバイスを受けることをお勧めします。また、ICL(眼内コンタクトレンズ)手術の詳細については、以下の信頼できる情報源も参考にしてください:

日本眼科学会(https://www.nichigan.or.jp/
STAAR Surgical公式サイト(https://www.staar.com/


品川近視クリニックは、ICL(眼内コンタクトレンズ)治療を開始してから14年、全国5院(東京/梅田/名古屋/福岡/札幌)に展開している、視力回復治療専門のクリニックです。
患者様お一人お一人に最も適した治療を、適正価格で患者様にご提供できるよう日々努力をしています。ICL(眼内コンタクトレンズ)に限らずレーシックや老眼治療、白内障治療(多焦点眼内レンズ挿入術)などの視力回復治療をお考えの方は、品川近視クリニックにお気軽にお問い合わせください。

更新日:2025年11月13日

監修者 東京院 院長 湯川 聡
(日本眼科学会専門医)

院長 湯川 聡
経歴
1999年 帝京大学医学部卒
2001年 東京女子医大病院 眼科
2003年 埼玉済生会栗橋病院 出向
2005年 埼玉済生会川口病院 出向
2007年 品川近視クリニック

まずはお気軽にご相談ください

フリーダイヤル 0120-412-049

受付時間 10:00〜20:00(年中無休)