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【医師監修】ICL(眼内コンタクトレンズ)のメリットやデメリットは?

治療をして後悔しないためにICLのメリットやデメリット、安全性やリスクについて眼科専門医が徹底解説!

1. ICL(眼内コンタクトレンズ)の概要

ICL(眼内コンタクトレンズ)は、眼の虹彩と水晶体の間に柔軟で生体適合性の高いコラマー素材のレンズを挿入し、視力を矯正する手術です。日本では2010年に厚生労働省の承認を受け、2014年に白内障リスクを軽減する「ホールICL」が導入されました。
現在では世界で300万眼以上の実績があります。

ICL(眼内コンタクトレンズ)の特徴

  • 可逆性:レーシックと異なり、角膜を削らずレンズを挿入します。挿入したレンズを取りだすことも可能です。
  • 適応範囲の広さ:強度近視、強度乱視、角膜が薄い方にも適用可能です。
  • 安全性:ホールICLの導入により、白内障や眼圧上昇のリスクが大幅に低減しました。
  • 快適性:メンテナンス不要で、コンタクトレンズのような異物感はありません。

ICL(眼内コンタクトレンズ)は原則21歳~45歳が適応年齢で、老視年齢では老眼や白内障のリスクを考慮する必要があるとされています。品川近視クリニックでは、45歳以上の方でも特に目に問題なく、老眼や今後起こるであろう白内障に対してご理解いただけた場合には施術させて頂いています。

2. ICL(眼内コンタクトレンズ)のメリット

ICL(眼内コンタクトレンズ)のメリットは、視力矯正の質、適応範囲の広さ、可逆性、快適性、安全性、長期安定性など多岐にわたります。

2.1 高精度な視力矯正とクリアな視界

ICLは下記の様に広範囲にレンズ度数が揃っていますので、幅広い近視や乱視に対して対応が可能です。

近視度数:
国内承認度数 -3.0D~-18.0D
国内未承認度数 -0.5D~-2.75D

乱視度数:
国内承認度数 +1.0D~+4.5D
国内未承認度数 +0.5D、+5.0D、+5.5D、+6.0D

強度近視の方がレーシックを受ける場合は角膜を多く削るため、高次収差(不正乱視)が増加し、夜間の見え方が低下することがありますが、ICL(眼内コンタクトレンズ)はレンズによる屈折矯正のためクリアな視界を実現します。
日本眼科学会のガイドラインでも、ICL(眼内コンタクトレンズ)は強度近視や角膜が薄い方に対する有効な選択肢とされ、レーシックが禁止されている-10D以上の近視にも対応可能です。

2.2 角膜を削らない可逆性

ICL(眼内コンタクトレンズ)の最大の特徴は、角膜を削らずにレンズを挿入するため、必要に応じてレンズを取り出して元の状態に戻せる点です。
品川近視クリニックでは、レンズ摘出が必要な場合(例:白内障手術時)も認定医が対応し、保障期間内であれば追加費用はかかりません。 ただし、レンズ摘出時も軽微なリスクは伴います。

2.3 広範な適応条件

ICL(眼内コンタクトレンズ)は、レーシックが不適応となる以下のようなケースにも対応可能です:

  • 強度近視:-10D以上(レーシックはガイドラインで禁止)
  • 強度乱視:乱視度数0.5~6.0Dに対応しています。
  • 角膜が薄い:角膜厚が不足する、または円錐角膜の方にも対応可能です(ただし進行性の円錐角膜の場合は適応外となります。)。

2.4 日常生活の利便性向上

ICL(眼内コンタクトレンズ)は「永久コンタクトレンズ」とも呼ばれ、装着後のメンテナンスが不要です。コンタクトレンズの装着・洗浄の手間や、メガネの煩わしさから解放され、以下のような場面でQOL(生活の質)が向上します。

  • スポーツ:ゴルフ、水泳、スキーなどでコンタクトレンズの紛失やメガネのズレを気にせず活動可能です。
  • 旅行・災害時:コンタクトレンズの管理やメガネの紛失リスクがなくなります。
  • メイク・ファッション:度数0のカラーコンタクトレンズが使用可能です。

2.5 ドライアイやハロー・グレアのリスク低減 

ICL(眼内コンタクトレンズ)は角膜を削らず、3mmの小さな切開創で手術を行うため、ドライアイのリスクが低く、ハロー・グレアも軽減されています。EVOICL(ホールICL)を使用していますが、日本眼科学会のデータでもホールICLは房水の流れを改善し、白内障や眼圧上昇のリスクを低減するとされています。

2.6 紫外線カット効果

ICL(眼内コンタクトレンズ)のレンズはコラマー素材に紫外線カット機能があり、UVA/UVBを90%以上遮断します。 紫外線は白内障、翼状片、黄斑変性などの眼疾患リスクを高めるため、屋外活動が多い人にとって保護効果が期待できます。

2.7 長期的な視力安定性

ICL(眼内コンタクトレンズ)はレンズの寿命が長く、半永久的に視力の維持が可能とされています。ICL(眼内コンタクトレンズ)は角膜を削らないため近視戻りのリスクが低く、日本眼科学会の報告でもICL(眼内コンタクトレンズ)の視力維持率は10年以上で95%以上とされており、近視進行が止まった25歳前後の患者に特に有効です。

2.8 短い手術時間と早期回復

ICL(眼内コンタクトレンズ)手術は両眼で10~20分、点眼麻酔を使用するため痛みがほとんどなく、日帰り手術が可能です。切開創は3mmで縫合不要、回復は早く、翌日には視力が安定することが多く、1カ月後には通常生活に戻れます。

2.9 医療費控除の対象

ICL(眼内コンタクトレンズ)は自由診療で保険適用外ですが、医療費控除の対象です。年間の医療費が10万円を超える場合、確定申告で税金の還付が受けられ、経済的負担を軽減できます。 品川近視クリニックでは、医療費控除の申請サポートや分割払いオプションを提供しています。

3. ICL(眼内コンタクトレンズ)のデメリット

ICL(眼内コンタクトレンズ)は多くのメリットがある一方、手術に伴うリスクや経済的負担、適応の制約などがデメリットとして存在します。

3.1 高額な費用

ICL(眼内コンタクトレンズ)は自由診療で、両眼で40万円~80万円(費用は乱視の有無やクリニックにより異なります)程度で、 1dayコンタクトレンズを15年間使用した場合の費用(約90万円)と比較すると、若年層では長期的コストが抑えられる可能性があります。

3.2 手術に伴うリスク

ICL(眼内コンタクトレンズ)は安全性が高いですが、以下のような合併症リスクが存在します。

  • 眼内炎:内眼手術のため、細菌感染による眼内炎のリスクは存在し、重症化すると視力低下や失明の可能性がありますが、適切な滅菌管理と術後点眼で予防可能です。
  • 白内障:レンズが水晶体に接触したり、房水の流れが悪化すると白内障リスクがあります。
  • 緑内障:房水の流れが阻害されると眼圧が上昇し、緑内障リスクがあります。ホールICLで軽減されているが、定期検査が必要です。
  • ハロー・グレア:術後に光が眩しく見えたりぼやける現象です。
  • 角膜内皮細胞の減少:角膜内皮細胞は再生せず、手術で5~10%減少する場合があります。細胞密度が2,000/mm²未満だと手術不可の可能性があります。
  • その他の合併症:前房出血、瞳孔異常、毛様体炎、黄斑浮腫、網脈絡膜剥離など、発生率は0.1%未満です。

品川近視クリニックでは、認定医による手術と徹底した滅菌管理でリスクを最小化。術後3年間の保証で対応しています。 日本眼科学会も、ICLの安全性向上を認め、適切な術前検査と医師の技量がリスク低減に重要としています。

3.3 レンズ摘出の難しさ

ICL(眼内コンタクトレンズ)の可逆性はメリットですが、レンズ摘出は挿入より技術的に難しく、0.1~0.5%の合併症リスクを伴います。 品川近視クリニックでは、摘出手術も保障期間内で対応可能(度数変更目的の摘出手術は保障対象外)ですが、「簡単に元に戻せる」と誤解しないよう注意が必要です。

3.4 老眼や白内障の影響

ICL(眼内コンタクトレンズ)は老眼を矯正せず、40代以降で老眼が進行すると近距離視力が低下する場合があります(多焦点IPCLを除く)。 また、白内障が進行した場合、レンズ摘出後の白内障手術で調節機能が失われ、遠近いずれかで眼鏡が必要になる可能性があります。 日本眼科学会のガイドラインでは、45歳以上でのICLは老眼や白内障リスクを慎重に評価すべきとされています。品川近視クリックでは、術前検査で問題ないか確認した上で手術を検討します。

3.5 術前・術後の制約

  • 術前:適応検査は1~2回、1ヶ月おきの場合もあり、コンタクトレンズの装用中止期間が必要です。
  • 術後:術後1週間は運動、洗顔、化粧が制限され、点眼薬の使用(抗菌剤、消炎剤)と定期検査が必須。

3.6 不適応なケース

以下の場合、ICL(眼内コンタクトレンズ)は推奨されていません。

  • 白内障が進行している方。
  • 緑内障、黄斑変性、網膜剥離などの眼疾患がある方。
  • 進行性の円錐角膜
  • 角膜内皮細胞密度が低い方(2,000/mm²未満)。
  • 重症の糖尿病、アトピーなど創傷治癒に影響する疾患がある方。
  • 前房深度が2.8mm未満の方。

3.7 心理的負担

眼の手術に対する恐怖感や合併症への不安は大きいです。「健康な眼を手術するのは怖い」「失敗したらどうしよう」との声があり、心理的ハードルが高いと考えられます。各医療機関で行われている、無料説明会や個別相談で不安を解消するのも手段のひとつと考えられます。

3.8 近距離視力の課題

一部の患者様で、術後に近距離が見えづらいとの報告があります。これは老眼進行前の若年層でもまれに発生することがあります。

6. ICL(眼内コンタクトレンズ)が向いている人と向いていない人

6.1 向いている人

  • 強度近視(-6.0D以上)や強度乱視の人。
  • 角膜が薄い、円錐角膜などの理由でレーシック不適応の人。

6.2 向いていない人

  • 白内障が進行している人。
  • 眼疾患(緑内障、網膜剥離など)がある人。
  • 経済的負担を許容できない人。
  • 手術リスクに強い不安を感じる人。

7. 結論

ICL(眼内コンタクトレンズ)は、強度近視や強度乱視、角膜が薄い人にとって優れた視力回復手段であり、高精度な矯正、クリアな視界、可逆性、快適性、長期安定性がメリットです。一方、高額な費用、合併症リスク、老眼や白内障への影響、術前後の制約がデメリットです。品川近視クリニックの豊富な症例データとエビデンスを基に、ICL(眼内コンタクトレンズ)は信頼性の高い手術と言えますが、以下の点に注意が必要です。

  • 信頼できる医療機関で精密検査を受ける。
  • メリットとデメリットを医師と十分に相談する。
  • 術後管理(点眼、検診)を徹底する。
  • 医療費控除や割引を活用する。

ICLは正しい知識と準備でQOLを大きく向上させる可能性がありますが、慎重な判断が不可欠です。

品川近視クリニックは、ICL(眼内コンタクトレンズ)治療を開始してから14年、全国5院(東京/梅田/名古屋/福岡/札幌)に展開している、視力回復治療専門のクリニックです。 患者様お一人お一人に最も適した治療を、適正価格で患者様にご提供できるよう日々努力をしています。ICL(眼内コンタクトレンズ)に限らずレーシックや老眼治療、白内障治療(多焦点眼内レンズ挿入術)などの視力回復治療をお考えの方は、品川近視クリニックにお気軽にお問い合わせください。

更新日:2025年11月13日

監修者:梅田院 院長 沖 輝彦
(日本眼科学会専門医)

梅田院 院長 沖 輝彦
経歴
1992年 佐賀医科大学 医学部 卒業
1993年 佐賀医科大学付属病院
1994年 浜松労災病院
1995年 福岡徳洲会病院
1997年 佐賀医科大学付属病院
1998年 北九州市立八幡病院
1999年 福岡徳洲会病院
佐世保中央病院
佐賀医科大学付属病院
2001年 総合上飯田第一病院
2003年 佐世保中央病院
2005年 日本赤十字社 和歌山医療センター
2006年 品川近視クリニック東京院
2013年 品川近視クリニック福岡院
2025年 品川近視クリニック梅田院 院長

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